熊本地震で被災した益城町の二つの小学校に6日、創価学会から優良図書300冊がそれぞれ寄贈された。今後5年間、毎年20冊が追加贈呈される。
益城中央小学校の式典では、児童代表が「学校全体で読書に取り組んでいる時でうれしいです。大切に読んでいきます」と語った。岩下育男校長は「子どもたちの心を癒やし、震災から立ち上がる力となったのは本でした。読書を通して心を育み、成長を後押ししたい」と述べた。
広安西小学校では、児童から「冒険小説が大好きです。図書室に通う楽しみが増えました」との声が。山本定校長は「長年の学会の図書贈呈活動に感謝は尽きません。児童には本から生き方を学びながら、将来の夢をかなえてほしい」と話した。