九州創価学会 熊本で核兵器なき世界への連帯展
「核兵器なき世界への連帯――勇気と希望の選択」展が23日から28日まで、熊本市の熊本県立美術館分館で開催された。
会期中、約1万人の市民が観賞に訪れ、共感の輪を広げた。
同展は、SGIが昨年、ノーベル平和賞を受賞したICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)と共同制作したもの。核兵器の問題点を多角的に浮き彫りにし、核廃絶への選択と行動を訴えている。
開幕式に出席した日本原水爆被害者団体協議会九州ブロックの長曽我部久代表理事は「共に〝平和第一〟のメッセージを発信したい」と述べた。
また、観賞者から「熊本地震を経験して、何気ない普段の生活のありがたみを実感しました。人類の生存さえ脅かす核兵器は、絶対悪です。断じて無くしていけるよう、平和を訴え続けます」などの声が寄せられた。