九州創価学会 鹿児島市民文化ホールで第40回「全国人間教育実践報告大会」を開催

共に「教育のための社会」の建設へ!――第40回「全国人間教育実践報告大会」(主催=創価学会教育本部、後援=南日本新聞社、MBC南日本放送、KTS鹿児島テレビ、KKB鹿児島放送、エフエム鹿児島、牧口記念教育基金会)が14日、鹿児島市民文化ホールで晴れやかに開催。鹿児島県の三反園訓知事、東條広光教育長をはじめ多数の来賓、教育関係者ら1900人が参加した。
さまざまな教育現場での豊富な経験を社会に広く発信し、共有するために行われてきた人間教育実践報告大会は、1976年に第1回全国大会が開かれ、方面などの単位でも開催。地域の教育力の向上に寄与してきた。
40回目となった今回の全国大会には、池田大作先生がメッセージを贈り、記念すべき節目の開催を祝福。教育とは、「共に学び、共に成長する『共育』であり、学校も家庭も地域も、子どもたちのため、互いに協力し合って、希望の未来へ進みゆく『協育』」であると強調し、歴史回天の舞台となった鹿児島から、人間教育の新時代の黎明を共々に告げようと呼び掛けた。
大会では、高梨教育本部長が同本部で取り組む実践記録運動に対し、日本のみならず海外の識者からも共感の声が寄せられていることを紹介。鹿児島総県の植村教育部長、三反園県知事、鹿児島市の森博幸市長があいさつし、中原義秀さん(鹿児島・中学校教諭)、野島優子さん(島根・学校支援員)、石野映子さん(兵庫・幼稚園教諭)、小林豊茂さん(埼玉・中学校校長)が実践報告を行った。
講評に立った東條県教育長は「どの実践にも共通しているのは、根底に『信じる』という心があることです。純粋な教育愛と真摯な研さんの積み重ねを感じました」と語った。
比知屋総県長が謝辞を述べた。