「絵本とわたしの物語展」の宮崎展が2月2日から12日まで、宮崎県総合博物館で行われた。
オープニングセレモニーでは、実行委員長の佐々木総県長があいさつした。
児童文学作家の原田京子氏は、子どもの健やかな成長には、①豊かな自然②愛情を注ぐ大人の存在③知的刺激のある環境、の3点が重要であると強調。「素晴らしい絵本に触れられる今回の企画は、見識を深め、健全な心を育む絶好の機会です。私もますます、読んだ人が幸せな気持ちになれる物語を書いていきます」と述べた。
期間中、会場は多くの親子連れなどでにぎわい、来場者は延べ1万2千人を突破し、大盛況となった。来場者からは「懐かしい本だけでなく、初めて見る本がたくさんありました。心が動かされる作品も多く、書店で見つけたら買おうと思いました」など、多くの共感の声が寄せられた。