「世界」の変革は「一人」から
「希望の種子――持続可能性のビジョンと変革へのステップ」展が9月13日から17日まで、宮崎県の椎葉村開発センターで開かれ、好評のうちに閉幕した。
13日のオープニングセレモニーには、各界の来賓が出席。主催者を代表して、甲斐宗昭実行委員長が「村の豊かな自然を守るため、環境問題を共に見つめ直す機会にしたい」とあいさつ。
椎葉村観光協会 尾前一日出会長は、「椎葉村の住民が抱く環境保全への思いを表現してくれた展示に、村民は大変喜んだことでしょう。展示は、〝地球的視野〟から環境保護を考え、人間の欲望を抑制することから環境問題と向き合うことを訴えています。深い次元で解決を示唆する展示に、感銘を受けました」と語った。
観賞者からは「〝私にできることは何だろう〟と考える機会になりました」「世界の歴史に残る偉人たちの格言に、勇気をもらいました」などの感想が寄せられた。