「核兵器なき世界への連帯――勇気と希望の選択」展の北九州展(主催=同展実行委員会)が、北九州市小倉北区の西日本総合展示場AIMビル(3階)で開催され、好評を博している。
9日、約130人の来賓が出席した開幕式では、主催者の園田北九州総県長が「北九州から全世界へ、平和を願うメッセージを発信していきたい」とあいさつした。
北九州市は、1956年(昭和31年)6月、戸田第2代会長が「原爆を使う人間は最大の悪人だ!」「二度と同じ愚を繰り返すな!」と反核を訴えた地である。
被爆70年を迎える今、広島に続く第2の原爆の投下目標でもあった北九州市で、同展が開催される意義は大きい。
これまで世界10カ国29都市で開催され、国内外で高い評価を得ててきた。「大切なものはなに?」「核兵器をめぐる問題点を学ぶ」「私たちが望む未来とは?」の3章で構成されている。

好評を博している「核兵器なき世界への連帯」展(西日本総合展示場で)